• 今あるはただ神の恵み

鹿児島に着いて一番最初にお尋ねしたのが、こちらの日本基督教団阿久根伝道所の輿水正人(こしみず まさと)先生。駅前のバス停までお迎えに来てくださいました。

実は事前にお電話していたのですが、とっても若くて元気な声だったので、私、気づかず素通りしてしまったんです。バスを降りて数歩、後ろでベレー帽のおじいさんが運転手さんに「こういう人は乗ってこなかったか」と・・・先生も先生で、まさかやって来るスタッフが若造とは思わなかったのだそうです(笑)

78歳(取材当時)、牧師歴は阿久根で50年とその前の任地で数年という先生。信じられないくらいお元気です。こうして、年齢差53歳の絶妙な取材の時間が始まっていきました。

高校生の時にある小説を読んだことがきっかけで人生観がひっくり返り、「どうして生きているのかわからなくなった」。当時、死の直前まで追い詰められたのだという先生。その後、伝道集会をきっかけに教会へ行ったものの、教会も牧師も大嫌い。ところが、イエス様だけは否定できなかった。それで受洗に至ったのだそうです。

そのときの教会の外の友人からの「最高の祝辞」である“偽クリスチャンめ”という言葉(=世の中に本物はいない)、そして、東京で教員をしていた頃に教会学校で出会った中学生の「祈りは聞かれますか?」という質問に対しての教会学校の先生の答え(「祈りは聞かれる。祈りの答えの3箇条は、よし・だめ・待てである」)に感動し支えられて、今日まで歩んでこられたのだそうです。

阿久根に来たら行かなければならないところがあると、バス下車後まっすぐに連れて行っていただいた、オシャレな阿久根駅ナカのカフェでカレーをごちそうしてくださりながら、そうお話してくださいました。

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実は、阿久根まで来てカレー?とか思ってしまってごめんなさい。ここの地魚のフライはさいっこうでした!!

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こじんまりとしているけれど、落ち着いた雰囲気の素敵な会堂です。

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先生には、最後に車で次の取材先に送っていただいた間も含めて、2時間ほど、いろいろなテーマのお話しを伺うことができました。

祈りのこと、教会のこと、十字架のこと、死と復活の出来事、葬儀のこと、人との関わりのこと、救いのこと、人生のこと・・・インタビューのつもりでしたが、いつの間にか対話になり、なんだか希望を与えられるというか、力づけられるような感覚をいただいていました。

聖書の中でイエス様に出会った福音書の弟子たちもこんな気持ちだったのかも。いくつか宿題としていただいた問いやたとえ話の中で、まだ今の私には理解できなかったり、知っていると思い込んでいたのに答えられなかったりしたものがあるのですが、不思議といくつかの言葉が頭の中に消えずに残っています。

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阿久根めぐみこども園の教会です。取材時は、新園舎を建築中でした!阿久根市にお住まいの方々がうらやましいです。

***教会のご案内***
日本基督教団阿久根伝道所
住所:鹿児島県阿久根市波留5465-2
電話:0996-72-0431
礼拝時間:日曜午前10時30分より