岸和田駅から歩いて10分ほどのところにあるカトリック岸和田教会をお訪ねしました。
岸和田と言えばだんじり!ちょうど取材に伺った9月は、町はすっかりお祭りモードでした。
上の写真のアーケイドを抜けると、まるで時代劇のセットの中に入り込んだかのような町並み。
この路地を通っていくと右手に聖母幼稚園が見えてきます。
素朴でかわいい壁画!こちらの園児たちの作品かな?
岸和田教会は幼稚園の向こう側にあります。
こちらの岸和田教会と浜寺教会、和泉教会を、お二人の神父様で担当されています。今回お話を伺ったのはこちらに赴任して7年めの野田正弘神父様。
大阪市ご出身の野田神父様は、通信で佛教大学をご卒業という珍しい経歴をお持ちで、現在、明成高校で宗教の授業も担当されています。
そんな神父様がカトリッ教会へ通うようになられたのは二十歳のとき。三浦綾子さんの小説『塩狩峠』を読み、自己中心的な自分と180度違う生き方に触れたのがきっかけでした。
1月から教会に通い始め、4月からは「土曜学校で子どもに教えてくれ」と頼まれたんですって!「入門講座で自分なりにわかったことを、子どもに伝わる言葉で話したらいいから」と言われて、入門講座の話も真面目に聴くようになり、「子どもに教えているのに君が洗礼受けてないのはおかしいから」と言われて8月には洗礼を!
しかもその後、弟さんも受洗。そして司祭になられて後、ご両親も洗礼を受けられたそうです。神様の采配は不思議です!
130年以上の歴史ある岸和田教会。日曜日のミサには80〜100名くらいの方々が集まり、入門講座等も開かれています。詳しくは教会ホームページをご覧ください。
***教会のご案内***
カトリック岸和田教会
住所:大阪府岸和田市筋海町18-17
電話:072-437-3308
ホームページ http://michael.kishiwada.catholic.ne.jp/