京阪線・墨染駅からすぐのところの橋を渡り徒歩3分。
伏見税務署の向かいに、イムマヌエル綜合伝道団京都伏見キリスト教会がありました。
牧師の大兼久芳規先生は、三代目のクリスチャン。
子供の頃から、牧師になるようにとの周りからのプレッシャーを感じておられたそうです。
でも、それがご自分にとっては恵みだったとのこと。
教会学校の教師として子どもたちと関わることがとても楽しく、そのことを通して信仰を養われた大兼久先生。
神学校生活も、とても楽しかったそうです。
なんでも楽しめてしまうことは、先生の賜物ですね!
卒業後は和歌山での開拓伝道、沖縄、奈良で牧会をされ、昨年ここ京都へ赴任されました。
これまでのご経験から、
「たくさんの人が来ようが来まいが、自分自身が司式者である以上に、まずひとりの礼拝者・信仰者でありたい。それが何より大切なのだと、だんだんとわかってきました。」
とお話しくださいました。
奥様の大兼久文子先生にもお話しを伺いました。
クリスチャンホームだった文子先生も、幼い頃からイエス様のために働きたいと思っておられたそうです。さまざまな葛藤がありつつも、神様から頂いた召命は変わらず、今日まで導かれてきたとのこと。
小学生の時に参加した教団の聖会で、お風呂当番の或る姉妹が汗だくで奉仕をしておられる姿を見て、「自分も大人になったらこんなふうに奉仕する人になりたい」と思ったことがあるそうです。
実はその方が、こちらの教会のメンバーだったとのこと!
「40数年前の祈りに神様は応えて下さったのだと思います。」
京都伏見キリスト教会は、来年90周年を迎えられます。
向かいの税務署、実は戦時中は憲兵所だったそうで、教会を見張っていたようです。
そんな厳しい時代を通ってきた方々の信仰が受け継がれている教会です。
取材日:2016年2月7日
※最新の情報に関しては、教会に直接お問い合わせください。
***教会のご案内***
イムマヌエル綜合伝道団京都伏見キリスト教会
牧師:大兼久芳規、大兼久文子
〒612-0052 京都市伏見区深草墨染町40-1
電話:075-645-9035
ホームページ:http://www.igmkyoto.com/