• 今あるはただ神の恵み

DSCN0228

日本福音ルーテル小倉教会を後にして、次の取材先である日本キリスト改革派小倉教会へ向かうべく、歩いて15分ほどのところにあるJR城野駅から下曽根駅に向かい下車して南口から歩くこと5分ほどで教会に着きました。
お話を伺ったのは韓国人宣教師である金 度亨(キム・ドヒョン)先生。

DSCN0235金先生は教会の長老の家庭に育ち、厳格な父のもとで嫌々ながらも教会に通っていたそうです。しかし、高校の時友人の誘いで何となしに不良グループに。そこで入学後程なくして対立グループとの喧嘩騒ぎが起こり、先生は退学するはめに。翌年に別の学校に入学するも、ヘビーメタルの音楽に冒頭し、バンドコンテストに明け暮れていたとのこと。卒業後二十歳の時に軍隊に入り、厳しい訓練に加えて、先生のご実家でも深刻な問題が起き、自分の存在価値を見いだせずに、ついに自殺しようとまで悩んでいたそうです。その時です。電車に乗っていた時、金先生に「帰ってこい」と語りかける声が。すぐに、幼き頃より知っていたイエス様だと思い、その日から早天祈祷を始めたとのこと。その祈りのうちに献身の思いが与えられとお語り下さいました。
しかし、兵役を終え、新しい道に歩み出すところで、先生は再び神様から逃れます。まさに「ヨナのようでした」と仰っていた通りに。兵役から復学すると建築を学ぶ道に進み、卒業後建築関係で就職されたそうです。神学校へは50歳になってから行くと自分に言い訳しつつ。しかし、再び神様の御声が。「今がその時ではないか」と。観念して、いったんは退職を決意すれども、それでも神学校に行く気にはなれなかったと先生は語っておられました。そこで、ちょうどあった日本での若者への伝道の働きの話しに乗っかり、日本へやって来られたそうです。それからも神様に従いたいという思いと自分の道を歩みたいという思いに行ったり来たりの金先生。九州大学で児童心理や発達障害について学んだり、大阪で韓国企業の日本での活動をサポートする機関に務めたりしたのですが、それでも神様は諦められなかった。先生は遂に全面降参。そこで、神戸改革派神学校で学ばれ、卒業後は一旦閉鎖の瀬戸際まで追い込まれたこちらへ赴任されることになったそうです。

DSCN0230

そんな金先生は、こちらの教会で大切にされていることは何ですかという私の問いかけに、「イエス様のみ心は『あなた』が神様を礼拝すること」と。そして、少人数の教会だからこそ、一人ひとりと向き合って一緒に神様を仰ぎたい、特に生きにくさを抱えている人と共にいきたいと語ってくださったことに感動しました。

若き日にはヘビーメタルが大好きだったと想像出来ない温和な雰囲気の金先生がおいでになるこちらの教会。ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

DSCN0232

日本キリスト改革派小倉教会
住所:福岡県北九州市小倉南区田原新町1-15-26(駐車場あり)
交通情報:JR下曽根駅より徒歩8分
電話番号:093-475-5090
定住伝道者:金 度亨(キム・ドヒョン)
教会HP:http://kokura-church.com/index.html
集会案内
・主日礼拝 毎日曜日 午前11:00~
・教会学校 毎日曜日 午前9:30~
・賛美の時 毎日曜日 午前10:30~
・祈祷会と聖書勉強会 毎木曜日 午前10:30~
※その他、英語教室や韓国語教室があるようです。詳しくは教会まで。

取材日:2016年2月27日(最新の情報は教会へご確認ください。)