• 今あるはただ神の恵み

佐賀県の教会取材の最初は、こちらのインマヌエル綜合伝道団佐賀キリスト教会です。

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こちらの教会は1966年に伝道が開始されました(今年でちょうど50年)。
牧師の阪下 謙先生にお話を伺うと、インマヌエル綜合伝道団の方針として、どこかの教会の株分けという形ではなく、ゼロからの開拓伝道で始められた教会とのことです。

阪下先生は、こちらの教会に来てから20年。当初、この教会がある佐賀駅の北側には他に教会は無く、チラシ配りを重点的に行うことから伝道は始められたとのことです。

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どの地方の教会でもお聞きすることですが、こちらのエリアもなかなか保守的で伝道は難しいとおっしゃいます。例えば、ある方からは「キリスト教は良いものだと思う。けれども、自分の集落からキリスト者を出すわけにはいかないのだ」と打ち明けられたとのこと。
そういう意味で、腰を落ち着けて伝道しないと難しく、洗礼まで15年越しの方もいらっしゃったとのことです。本当に、聖霊の導き無しには不可能なことですよね。

現在の教会堂が建てられるまでの導きをお話下さったのですが、当初、購入予定の土地が反対にあって購入出来ず、その後に出会ったのが現在の教会堂が建っている土地。実は、当時の所有者の姪の方はなんとクリスチャン。その方は、以前から土地が主のために用いられるようにとの祈りをずっと捧げておられたのだそう。本当に、主のなさることは不思議です。

「だからこそ、この土地に腰を落ち着けて伝道していきたいんです。」
そう、阪下先生は仰っておられました。

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阪下先生ご自身は、牧師家庭にお育ちになり、大学生の時に明確な救いを経験されます。ただ、当時通っておられた教会のご婦人方から「牧師にならないの?」と言われることも多かったとのこと。
その時の、阪下先生の必殺フレーズが、「召命の御言葉がありませんので」というもの。そして、一般企業に就職されます。当時は、バブル経済の時代で羽振りも良かったそうです。

そんな社会人生活の最中、先生にとっての転機が訪れます。
ある時、マタイの福音書20章の「ぶどう園の労働者のたとえ」を読んでいた時のこと。ここで、「だれも雇ってくれないから」と言っている労働者がご自分と重なって見えたということなのです。
「御言葉が与えられないから、献身は無い。」
そうやって、献身への言い訳のようにしていた自分に、「今からでもいいからぶどう園に行きなさい」と神様は声をかけてくださった。そこから、牧師への召命を頂いた阪下先生です。

ご自身の愛しておられる聖句は、哀歌3章22-23。
「主のいつくしみは絶えることがなく、そのあわれみは尽きることがない。
これは朝ごとに新しく、あなたの真実は大きい。」
神様の恵みは、たえず新しい!昨日の恵みで今日を乗り切らせようとは神様はなさらないという確信は揺るぎません、と先生はおっしゃいます。

奥ゆかしい地方の方々の心の内は、なかなか分からないところが少なくないとのこと。けれども、だからこそ本当にイエス様が届いて下さらなければ、そしてこの「朝ごとに新しい恵み」が無ければ、牧会は成り立たないんです、とも仰っておられました。

「うちは、伝道一本なんです」と仰る阪下先生の真っ直ぐなお働きを、主御自身が支えて下さるようにと祈りつつの取材でした。

取材日:2016年4月8日
※最新の情報に関しては、教会に直接お問い合わせください。

インマヌエル綜合伝道団佐賀キリスト教会
住所:佐賀県佐賀市神野西4丁目20-2
交通案内:JR佐賀駅北口より徒歩約15分
電話:0952-30-3050
牧師:阪下 謙・崇子
HP:なし
集会案内
・礼拝 毎日曜日 午前10:30〜
・教会学校 毎日曜日 午前9:30〜
・聖書を学ぶ会 毎日曜日 午後1:00〜
・祈り会  毎水曜日 午前10:30〜、午後7:30〜