• 今あるはただ神の恵み

大分駅の市街地から、電車とバスを乗り継いでおよそ1時間。
お訪ねしたのは、創立100周年を迎える日本基督教団佐賀関教会。
現在の会堂は、なんと築90年!
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佐賀関は、関アジ・関サバで全国的にも有名な漁師町。
こちらの教会に、田栗宏先生をお訪ねしました。
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大分で生まれ育った田栗先生の受洗は、アメリカでのこと。
オーケストラの指揮者を目指して、大学進学を志したものの大学を3浪することに。
そこで、海外の大学の哲学科を出てからも指揮者になる道があることを知って、留学することにされたたそうです。
ところが、実はその大学は、改革派の流れを持つ、まるで神学校のような大学でした。
そこで神学に興味を持ち、神学を専攻するという形で、大学院へと進みました。

帰国後は、日本語での礼拝になじめず、カトリック教会の英語ミサへ。
そこで、5年間の信仰生活を送り、信仰の道へ。そして、この中で、召命をいただいたそうです。
でも、そこで神父様になるのかと思いきや、プロテスタントへの思いがなお強くあり、そんな時に導かれたのが、実はこの佐賀関教会。
当時の牧師と祈っているうちに、「ここだ!」という思いが与えられたとのこと。
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現在こちらの教会では、毎週4~5名の方々がともに礼拝を守っておられます。
先生はご自身の歩みを振り返り、ご自分への「神の忍耐」、そして、そこに神の愛があるのだと証してくださいました。
実は、中学生の頃、聖書を読んだことがあったそうです。
しかしその時には、福音書のイエスの言葉に腹が立ち、その反動からか、毎日般若心経を唱えていた時期もあったとか。
その自分がイエス様にとらえられ続けてきた歩みだったのだ、と気付き、そればかりか、指揮者の夢がカトリック教会時代に聖歌隊の指揮という形でかなったことを始め、これまでの自分の歩みは、ことごとく今の働きに用いられているのだ、ともお話下しさいました。

教会を後にし、行き帰りのバスが進むのは、エメラルドブルーに輝く大分の海岸線。
帰りは思わず下車してしまいました。
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取材日:2016年5月12日
※最新の情報に関しては、教会に直接お問い合わせください。

***教会のご案内***
日本基督教団佐賀関教会
牧師:田栗 宏
〒879-2201 大分県大分市大字佐賀関1411
電話: 097-575-1706
礼拝:毎週日曜午前10時30分より
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