• 今あるはただ神の恵み

取材1日目は、帯広市内の3つの教会をレンタサイクルで回りました。ちなみに、この日は寒いながらも快晴。寒いけれども、初夏の風薫る帯広市内を自転車で回るのはとても気持ちが良いものでした。やっぱり北海道最高!

最初の訪問先は救世軍帯広小隊です。
救世軍について馴染みのない方は、多いかも知れません。救世軍のHPのFAQによると、「救世軍は国際的組織のプロテスタント・キリスト教会です。聖書の神様を信じ、現在128の国と地域で、神様の愛を一人でも多くの人に伝えようとしている団体です。伝道とともに社会福祉・医療面にも力を入れており、災害時の救援や発展途上国への援助活動なども積極的におこなっています。 そのため軍隊式を取り入れ、その組織力と機動力にものを言わせ、さまざまな必要に即対応できるようにしているのです。」とあります。詳しい説明は救世軍公式HPへ

ということで、一般の教会とは違うのは、小隊=教会といったところでしょうか。また牧師にあたる方を士官と呼ぶようです。ここでは、一般の方向けに便宜上、牧師と記載しています。

帯広小隊はJR帯広駅より北に徒歩15分ほど歩いたところにあります。私は自転車だったので、ほんの数分で着きました。歩いて数分のところに藤丸というデパートがあります。

教会から歩いて数分のところにあるデパート「藤丸」

出迎えてくださったのは、牧師(士官)の朝澤義人先生。
東京の三軒茶屋のご出身の朝澤先生は、クリスチャンホーム育ち。洗礼は11歳の時受けられたそうですが、その後中高生の時分は教会に行かなくなってしまっていたとのこと。

しかし、大学進学後、人間関係がうまく行かず、ちょっとした引きこもりに。心配されたご両親の勧めもあって沖縄で行われていた児童伝道の奉仕者を要請するプログラムに参加するのを契機に、人生を導かれる神の確かさを信じ、イザヤ書43:18-19のみ言葉が与えられ、再び神を信頼する経験をされたそうです。その後、救世軍ご出身の奥様との出会いを通して、救世軍の士官(牧師)として伝道する道へ。しかし、そこには救世軍特有のあり方への戸惑いや現実と理想のギャップなど決して平坦な道のりではなかったとも。しかし、貧しき人々を支える共に生きる救世軍の信仰の姿勢を通して、狭き門より入ることの大切さを学んだ経験でもあったそうです。
ですから、そんな朝澤先生にとって主イエスは、「何度失敗しても御手を伸ばしてくださる方。イエス様が見放さなかったから今がある。」と話しておられました。
そんな朝澤先生が教会で大切にされたいこと。それは教会での楽しさや喜び。特に若い人々の賛美集会(レゴ)を企画し、近隣の教会とともに取り組んで行こうとされています。

帯広小隊は、創立94年を迎えた古い歴史を持つ救世軍の小隊です。朝澤先生は、「最も貧しき、困難にあわれている方のための教会」とも説明されていました。先生ご自身も東京上野小隊で1年間日雇い労働者やホームレスの方の支援を山谷でしておられたそうで、ここ帯広でも年末の風物詩となっている「社会鍋」で集めた資金を外部のNPOを通じて経済的な困難を抱えている人々への支援を続けておられます。

特に困難にあわれている人々を支える働きを大切にされながら、新しい伝道の試みも始めたここ帯広小隊。若い伝道者のもとであらたな一歩を歩んでおられます。

取材日:2016年6月3日
※最新の情報に関しては、教会に直接お問い合わせください。

救世軍帯広小隊
住所:北海道帯広市西一条南8-15(駐車場あり。ただし要事前連絡。)
交通情報:JR帯広駅から徒歩15分
電話:0155-23-4877
牧師:朝澤義人
教団HP内:http://www.salvationarmy.or.jp/index.php?%E5%B8%AF%E5%BA%83%E5%B0%8F%E9%9A%8A
集会案内
・主日礼拝(聖別会) 毎日曜日 午前10:30〜
・教会学校(日曜学校) 毎日曜日 午前9:00〜
・祈祷会 毎週火〜木曜日 午前8:00〜
・婦人の集い 第2水曜日 午前10:30〜
※この他、ママさんのパン教室(第3水曜日 午後4:00〜、実費500円)やママゴス(女性のゴスペルチーム、月1〜2回ほど)などがあります。詳しい日程等は教会まで。

 

取材がお昼間に終わったため、あの六花亭の帯広本店2階の喫茶室にて優雅な?少し早めのランチをとりました。人もまだ少なく、ほっとできるひと時を過ごし、再びこの日2つ目の取材先に自転車で向かいました。