• 今あるはただ神の恵み

取材2日目は、帯広駅前から十勝バスにてこの日最初の取材先である日本同盟基督教団十勝めぐみ教会へ向かいました。
最寄りのバス停は教会から徒歩5分ほどの拓殖バスの「清和」か、徒歩15分ほどの十勝バスの「宝来」になります。なお、この日は十勝めぐみ教会の牧師の全東奭(ゼントンスク)先生がバス停まで車で迎えに来てくださいました。冷たい雨の中だったので、本当にありがたかったです。全先生、助かりました!

韓国の南部のご出身の全先生。小学6年生の時から教会の温かい雰囲気が好きで通っていたという全先生が受洗されたのは、兵役についた20歳ころとのこと。中学校卒業後にメガネ工場で働きながら夜学に通い、その後大学入学資格を得るための検定試験を受ける忙しい生活をする中で、いつしか距離ができてしまったキリスト教を改めて自身の信仰として見つめる機会を与えられたそうです。周りの方も熱心な方が多く、礼拝をしっかり守り、信仰が鍛えられたとも。
除隊後は再び就職して、仕事で日本へ来られることに。日本人の親切心に触れ、むしろキリスト者としての自分の不十分さに気が付かされる中で、日本の宣教の志しが与えれたとのこと。
勤め先の理解もあって、日本語学校や日本の大学での学びをしつつ、信徒伝道者として歩み出された矢先に、一つ目の転機が先生に訪れました。韓国の母親が急に天に召されたとのこと。その経験が、伝道師として歩む決心をされたそうです。そこにあったのは「神の御心に委ねる」思い。親を亡くした悲しみの中で与えられた思いだったと語っておられました。

その後、大阪の韓国の方が多く集う教会でご奉仕する中で、再び転機が訪れます。2011年に起きた東日本大震災です。その惨状を目の当たりにし、全先生は日本の人々により近づき、伝道をする決意をされました。北海道札幌の神学校に通うことになり、そこで道が開かれたのが、ここ十勝での開拓伝道。最初借家を借りて始めるはずが、借りられなくなって、困っていたところ、中古住宅を買い取って教会を立ち上げることに。
リフォームしながら礼拝を始められるなどのご苦労の中で、2014年教会としてスタート。


そんな全先生がこの教会で大切にしたいことは、人の弱さを聖めて下さるキリストの愛を分かち合うこと。だから、教会も一人ひとりの弱さを受け入れて歩んでいきたいと話してくださいました。また、近隣のシニアの方を招いて健康体操教室なども行いたいとも。冬の厳しさなどまだ慣れないところも多いこの十勝にあって、ただイエス様のご愛を日本の方へ伝えたいという全先生の思いが伝わってきた取材でした。

取材日:2016年6月4日
※最新の情報に関しては、教会に直接お問い合わせください。

日本同盟基督教団十勝めぐみ教会
住所:北海道河東郡音更町南鈴蘭北2-2-16(駐車場あり)
交通情報:十勝バス「宝来」停留所より徒歩15分、拓殖バス「清和」停留所より徒歩5分ほど
電話:0155-67-4971
牧師:全東奭(ゼントンスク)
FB:https://www.facebook.com/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%90%8C%E7%9B%9F%E5%9F%BA%E7%9D%A3%E6%95%99%E5%9B%A3-%E5%8D%81%E5%8B%9D%E3%82%81%E3%81%90%E3%81%BF%E6%95%99%E4%BC%9A-284070258421452/
集会案内
・主日礼拝 毎日曜日 午前10:30〜
・グレイスキッズ(教会学校) 毎日曜日 午後2:00〜
・主日夕拝 毎日曜日 午後7:00〜
・祈り会 毎水・金曜日 午後7:00〜
・グレイスキッズ イングリッシュ(子ども英語教室) 毎水・木曜日 午後4:00〜:参加費1回100円
※この他、イースターとクリスマスの時期には子供のお楽しみ会や年1回程度ミニコンサートなども開催!詳しい日程などのお問い合わせは教会まで。