• 今あるはただ神の恵み

取材をする中で、いろんな電車に乗ることがありますが、ハサミを入れる切符を久々に見ました!

近江鉄道の『近江八幡』駅からのきっぷ

その近江鉄道というローカル線に揺られて、八日町という駅まで来ました。
この駅から、また少しバスに揺られて着いたのが、東近江キリスト福音教会。

この教会は、世界福音伝道会という教団に所属しています。この教団は、もともとWECという宣教団体による働きから生まれた正統的な福音派の団体です。
先代の牧師先生が40年近く伝道してこられたこちらの教会。その切り開いてきた歩みを受け継ぐかたちで、後任として着任されたのが、田中隆裕先生です。
明日ご葬儀を控えておられるというお忙しい中で、貴重なお時間を頂いてインタビューさせていただきました。

ご実家は滋賀県守山市の小さな酒屋さん。
小さなころから、「大人になったらこの家を継ぐのだろうな、でも出来れば何か他の仕事をしたいな」と思っていらしたそう。
そんな思いがあったからか、中学高校から絵画を学び、将来は絵を書いて暮らしていきたいとの思いが芽生えてきたのだそうです。そして、美術の先生になるために大学進学をした時に、今のお連れ合いと出会われたのですが、それが福音を聴くきっかけとなりました。
それからある集会で牧師への召しを頂いたそうなのですが、同時に教員採用試験に不合格となってしまったことで、「教師に落ちたから牧師になるというのはどうだろうか・・・」と悩まれて、一旦、牧師への道は保留に。講師として、美術を教えつつ3年の月日が経ちます。

しかし、その間も神様は田中先生を捉え続けていてくださったのですね。
先生の心の中に「牧師に召されているのではないか」という思いは消えず、そこから神学校へ。そして、同じ世界福音伝道会の大津市にある教会で20年の牧会を経て、こちらの教会に着任されました。

「主イエスの福音の、一体何が先生の心を捉えたのですか?」との問いに、こうお話しくださいました。
ある時、宣教師の先生に、「あなたは自分の罪を認めますか?」とストレートに問われたのだそうです。最初は「そんなこと・・・」と思っていらしたそうですが、「もし神様がおられて、その存在を認めていないということが罪なのであれば、それは確かに罪かもしれませんね」と、少々理屈っぽく返答されたのだそう。
するとその宣教師の先生に促されて一緒に祈った時に、不思議に今までにない平安に心が満たされ、涙がこぼれてきたとのこと。「神様に触れていただいたんだと思います」と仰っておられました。

「伝道者として歩み出すにあたってのきっかけは?」とも伺いました。
ある集会で、「御言葉のために奉仕したい人はいませんか?」との促しがあり、それに応えて立ち上がったのだそうです。
もしそれが「牧師になりたい人は・・・」とか「宣教したい人は・・・」ということであれば、何の反応もしなかっただろうと先生は仰います。しかし、聖書の言葉に仕えたいという先生の想いを、神様はちゃんと捉えてくださったのですね。
「ですから、私の使命感の一番のところは、『御言葉を伝えたい』というところですね」と仰っておられました。

その田中先生が、ある方と一緒に分かち合いをする時、必ず最後に祈る御言葉が3つあるんだそうです。
「明日のことを思い煩うな」(マタイ6:34)
「神は真実である。あなたがたを耐えられないような試練に会わせることはない」(1コリント10:13)
「神はあなたがたをかえりみていて下さるのであるから、自分の思いわずらいを、いっさい神に委ねるがよい」(1ペテロ5:7)
この御言葉をご紹介下さりながら、「これは、僕自身が聞きたい御言葉なんだなって思うんです」と打ち明けてくださいました。

そういう御言葉を愛していらっしゃる先生だからなのでしょう、「説教準備は、本当に楽しくてしょうがないですね〜!」と本当に心底から楽しそうに仰っておられたのがとても印象的でした。

 

 

取材日:2016年7月8日
※最新の情報に関しては、教会に直接お問い合わせください。

世界福音伝道会東近江キリスト福音教会
住所:滋賀県東近江市東沖野4丁目16-5
交通案内:国道421号線「札の辻」の信号を永源寺方面に少し進んだ交差点(札の辻食堂の前)を南に斜めに入る
※近江鉄道「八日町」駅への送迎あり(要問い合わせ)
電話:0748-22-4676
牧師:田中隆裕
ホームページ:http://www.sfdk.org/higashiohmi/
集会案内
・主日礼拝 日 10:15〜11:15
・教会学校礼拝 日 9:00〜10:00
・早朝礼拝 日 6:00〜7:00