• 今あるはただ神の恵み

次にお訪ねしたのが、日本同盟基督教団富山聖書教会。
のどかな田園風景のまっただ中にある教会です。

この教会は、1995年4月より始められた、いわゆる「開拓教会」。
現在の北林行雄先生が開拓をなさった教会です。

こちらが、教会の牧師の北林行雄先生です。

もともと技術者でいらっしゃった北林先生が伝道者への召しを受け止められたのは、1982年4月のこと。
青年宣教大会に於いて、神様からのチャレンジを受け止められたことから始まります。
その大会に於いて、講師の先生が示した日本地図には、まだ宣教が進んでいない県は真っ黒に塗りつぶされていました。
そして、北林先生がご出身の富山県も、真っ黒のまま。
その地図を見つめ、講師の先生の語りかけを聴きながら、使徒パウロが受け止めたマケドニア人の叫びと同じものを、先生は富山県の地図から受け止めておられました。そしてそのことは、ご一緒に出席しておられた奥様も同様でした。

将来、伝道者になる決心をした先生でしたが、当時は技術者として大変多忙な研究プロジェクトに従事していた真っ最中だったとのこと。上司には猛反対され、代わりにその進行中のプロジェクトを成功させることを条件に神学校へ行くことを許可された先生は、夜遅くまで働き、遂にそのプロジェクトを成功。
晴れて、1986年4月に、カナダの神学校へ入学なさいます。

その後、カナダで学びを深める間に、多くのクラスメートや教授の先生方との出会いの中で、キリスト教国での過ごしやすさを実感しておられた北林先生。
しかしながら、神様からの召命は変わることがありませんでした。その後日本へ帰国され、伝道が最も困難な地の一つと言われる故郷・富山県にて伝道を開始されます。

しかし、真宗王国と言われる富山県での伝道は決してやさしいものではありませんでした。教会開所式の翌週の礼拝から、数カ月は出席者は牧師夫妻のみという状態が続きます。
そのような中で、英語が堪能な北林先生による英会話教室が好評で、着実に地域に根ざしていくことにつながりました。また、教会犬のジョンを連れて散歩に出かけ、地域のお年寄りと懇意になり、そうしたところから英会話教室に繋がる方も出てくるようになりました。

また、田園風景の中にある教会としては珍しいと思いますが、会衆の方々は国際色豊かとのこと。これは、長くカナダで暮らし、英語が堪能な北林先生ならではの教会形成の一端なのでしょうね。今も、教会の週報にある『今週の暗唱聖句』は日本語と英語が併記されています。

困難な伝道の歩み、しかし、その実りが芽生えつつあるこの教会。
主にのみ聴き従う北林先生ご夫妻の御姿に、主イエスの上よりの祝福をお祈りした取材でした。

取材日:2016年8月19日
※最新の情報に関しては、教会に直接お問い合わせください。

日本同盟基督教団富山聖書教会
住所:富山県富山市婦中町広田5751
交通案内:富山駅から 富山地鉄バス・23系統・八尾鏡町行「広田」下車、徒歩15分。※宮川神明宮の隣
電話:076-465-4056
牧師:北林行雄
集会案内
・主日礼拝 日 10:30〜12:00
・聖書研究と祈祷会 水 10:30〜12:00
・ご要望に応じて 英語バイブルクラス(月2回)、結婚カウンセリング、こどものためのバイブルクラス、悩み事相談