• 今あるはただ神の恵み

富山県の取材を終えて、早々に今度は石川県金沢市へ。
3件の教会をお訪ねする、その最初の教会が、こちらのインマヌエル綜合伝道団金沢キリスト教会です。

お訪ねした次の日曜日が創立記念礼拝という、お忙しい中、牧師の蔦田崇志先生にお時間をいただきました。

主任牧師の蔦田崇志先生。2016年4月に赴任なさいました。

こちらの教会の伝道は1948年から始まります。今の松任市で伝道の働きが始まり、2年後の1950年に金沢市寺町に会堂が建設。そして、現在の会堂がこの地に建てられたのが2003年です。

金沢市というと、伝統ある町並みが有名です。それはすなわち、仏教が今も実際に生きて存在感を持っている街である、ということ。
蔦田先生がこちらに着任されることが決まった際、まず地域のお寺の住職さんのところにご挨拶に行かれ、そこで仏教が今も根付いていることを感じたとのこと。「アウェーですね」とも仰っておられました。

教会員の中にも、ご自身は何十年もキリスト者であられていても、ご家族は別の信仰を持っておられるということは決して少なくない、とのこと。家族の救いということは、こういう土地柄だからこそ、切実な課題ということですね。

蔦田先生は、神学校の学びを終えて直ぐに、聖書学の研鑽のためにアメリカ、そして新約学を更に深めるためにイギリス留学をしておられます。
先生の聖書への情熱は、お若い頃からのもの。もともと、聖書翻訳のウィクリフの働きに就きたいと思っていらした先生。しかし、大学生の頃、やはり直接伝道の働きに召されていることを示され、大学卒業と同時に神学校へ進まれます。
結果的に、ウィクリフへの道は閉ざされることになった訳ですが、実は蔦田先生は、現在進んでいる『新改訳聖書』の新しいバージョンのための作業を担っておられるとのこと。最初の志が、このような形で用いられているのですね(予定では、2017年内に出版とのこと)。

「聖書学の学びは、どのように今の教会のお働きに生かされていますか?」との問いに、先生は、「説教にあたって、とても注意深くなったと思います」と仰います。先生曰く、説教の中で、どうしても「自分が語りたいこと」を語ってしまう危険があるが、聖書自体が何を私達に語ろうとしているのか、それを聞き取ろうという注意深さが生まれた、と。
「ただ、自分はそっち(聖書研究)にのめり込んでしまうタチなので、説教を完成させる時間が足りなくなってしまうことがあるのがいけませんね」と笑いながら仰っておられたのが印象的でした。

お若い頃から聖書にいわば魅入られるようにして取り組みつづけておられる先生のお働きが、ここ金沢でも主イエスに尊く用いられますように!

取材日:2016年8月20日
※最新の情報に関しては、教会に直接お問い合わせください。

インマヌエル綜合伝道団金沢キリスト教会
住所:石川県金沢市弥生1-19-8
交通案内:北鉄石川線『野町駅』徒歩10分
電話:076-247-3711
ホームページ:http://immkanazawa.wixsite.com/mysite
牧師:蔦田崇志
集会案内
・主日礼拝 日 10:00〜12:00
・教会学校 日 9:00〜10:00
・聖書と賛美集会 日 13:00〜
・聖別祈祷会 水 19:30〜