• 今あるはただ神の恵み

本日最後の取材は、兼六園からほど近くにある、金沢独立キリスト教会。

なんとも風情のある建物ですが、この教会で長年伝道を続けておられる岡田 意(おかだ・い)先生からお話を伺いました。

岡田先生は、FEBCでも長年ご出演下さっている加藤常昭先生と同い年!
ということは、御年87歳でいらっしゃいます。
今では、主任牧師の働きはご子息の岡田仰(おかだ・こう)先生に委ねていらっしゃいますが、今もなお御言葉のご奉仕にあたっておられるそうです。

敗戦後、岡田先生は、まだ別の場所で生活をしていらした時に、ホーリネス系の牧師先生の集会に出られたことがきっかけで、キリスト者になられたとのこと。
その後、それまで公立小学校の教師をしておられた先生に、キリスト教主義の学校である北陸学院小学部再建に、キリスト者教師として協力して欲しいとの声がかかったとのこと。しかしある時、学校の責任者がキリスト者でない他の宗教の信徒が務めることになり、その人事には反対しつつも、岡田先生はその協力要請に応じて金沢に出てこられます。
しかし、その働きに就くにあたっては、お父様の強い反対が立ちふさがっていました。「どうにも駄目か」という思いの中、金沢市内を流れる犀川のほとりを祈りつつ歩いておられた岡田先生の心に、「それでいいのか」という問いかけが湧いてきたそうです。「この事態の只中で、神様を信じていくべきだ」との決心が与えられて、正式に教師として協力することになりました。

しかし、そのような教師としての日々を過ごす中で、先生の中に湧いてきた想いがありました。
「もっと本格的に、キリスト者としての戦いをすべきなのではないか。」その思いが消えない中で、祈りつつ、その北陸学園からも出ることを決意され、キリスト教宣教の前線に立つことを決意されたとのこと。それは、岡田先生が30歳になるかならないか頃のことです。
そうして設立されたのが、金沢独立キリスト教会。ですから、この「独立」というのは、独り神の前に立つという意味の「独立」なのですね。

しかし、その道のりはなかなか厳しいスタートでした。
北陸学園からも離れ、所属教会からも離れ、故郷の親族たちからも離れ、独り神の前に歩む。ある意味で、それは四面楚歌だったと先生はおっしゃいます。しかし、一つひとつに弁解して周るのではなくて、神様の前に誠実に歩んで、自分の働きが実ることによって証を立てる他ない、と新たに決心された先生。
そうして歩み続ける先生の周りに、少しずつ協力者・支援者があらわれ、今日あるを得ています。

岡田先生のお話は、本当に波瀾万丈。
しかし、その底にあるものは、今もって変わらない、神の憐れみなのだと思わされた取材でした。

 

取材日:2016年8月20日
※最新の情報に関しては、教会に直接お問い合わせください。

金沢独立キリスト教会
住所:石川県金沢市小立野4丁目5番1号
交通案内:北鉄金沢バス「天徳院前」バス停下車、徒歩5分。駐車場あり。
電話:076-231-4593
ホームページ:http://www2.nsknet.or.jp/~une/
牧師:岡田 仰(おかだ・こう)、元老牧師:岡田 意(おかだ・い)、副牧師:影山 眞知子
集会案内
・主日礼拝 日 10:00〜
・夕礼拝 日 19:30〜