• 今あるはただ神の恵み

福井駅にJR北陸本線で戻り、午前の大変さをすっかり忘れて、再びレンタサイクルを借りて、この日最初の取材先である日本聖公会福井聖三一教会へ向かいました。ちなみに、福井市のレンタサイクル「ふくチャリ」は市内にいくつかある貸出ポートで自由に貸出と返却ができる便利なもの。

日本聖公会福井聖三一教会は、地方裁判所や税務署がある一角の北側、徒歩2-3分の距離にあります。公共交通機関なら同じく徒歩2-3分のところに福井鉄道の「仁愛女子高校」駅があります。

出迎えてくださったのは、こちらの主任司祭の小林聡先生。

創立1896年で120年の歴史を持つ福井聖三一教会は、地域社会にて先立って働いておられる主に仕える意味で祈りと共に社会奉仕や福祉、教育に携わるという聖公会の伝道のあリ方に則り、英語学校や幼稚園などの福井における教育に関わってこられたとのこと。現在の福井大学の学生寮も、そもそもこちらの教会の働きがあってのものとも。また、1931年献堂の教会の建物は、福井市の都市景観賞に選ばれたのも納得の素敵な礼拝堂です。


また、バラの教会としても知られておられるそうで、教会の方が丹精込めて育てたバラが花開く毎年5月には様々なバラを地域に開いて楽しむ集まりも企画されるとのこと。その際には多くの方が教会にお越しになられるようです。

そんな福井聖三一教会の司祭である小林聡先生は、奈良県大和高田市のご出身。クリスチャンホームで幼い頃より教会育ち。イエス様が当たり前の環境にありながらも、振り返るとイエス・キリストはどなたかを問い、従いたいと模索してきた日々とのこと。
大学卒業後に進まれた神学校のあと、執事から司祭へとストレートに進むことはせず、一旦はイギリスにも留学したり、アフリカやアジア、南米を回ったり…
しかし、神学校を卒業し、程なくするころ通っていた教会で、大きな傷みを伴う事件があったそうです。そこで、ご自身も改めて自分とキリストに向い合うようになったとも。生真面目で奥ゆかしいと評される福井にあって、人とのつながりや支えあいの大切さを気付かされながら、聖書の言葉自体が人々を生かすその力を信じて歩んでいきたいとお話くださいました。

取材日:2016年8月21日
※最新の情報に関しては、教会に直接お問い合わせください。

日本聖公会福井聖三一教会
住所:福井県福井市春山1-4-13(駐車場あり)
電話:0776-23-6194
司祭:小林聡
教会HP:http://www.trinity.or.jp/
集会案内
・主日礼拝 毎日曜日 午前10:30〜
・キリスト教入門 毎月1回(月曜日) 午後19:00〜、毎月1回(水曜日) 午後1:30〜
※キリスト教入門の日程は2週間ほど前に決まるとのこと。この他、復活祭前日のイースターエッグ作りや5月の「バラを楽しむ会」(第3日曜日)、11月第3日曜日にはアドベントリース(またはカレンダー)作りも。日程等は事前に教会へお問い合わせください。