• 今あるはただ神の恵み

再びJR福井駅に戻って、今度はJRで金沢へ。JR金沢駅で、日本キリスト改革派金沢教会の漆崎英之(うるしざきひでゆき)先生と待ち合わせて、漆崎先生のお車で教会へ向いました。
ちなみに公共交通機関で行く場合は、北鉄金沢バスで「総合スポーツセンター前」停留所が最寄りのバス停になります。教会はそこから徒歩3分程度の距離のようです。

教会に到着すると、すぐ取材をはじめました。
まず、金沢教会についてから…。1989年創立の金沢教会は日本キリスト改革派中部中会(教区のことです)の25周年記念事業の北陸開拓伝道として借家にてスタートしたとのこと。実は、漆崎先生は神学校を出てから最初の赴任地がこちらの金沢教会とのことで、今回の取材ではそんな方が多かったのが印象的でした。

金沢教会一筋である漆崎先生は、先程まで取材していた福井県のご出身。浄土真宗のご家庭で育つも、キリスト教には清さと高潔さを学生時代から感じておられたとのこと。それは、おそらくカトリックの放送であったであろうラジオ放送にしばしば耳を傾けていたからではないかと。そこには、自分を変えてくれる、自分を救ってくれるものをどこかに求めていた飢え渇きがあったそうです。大阪での大学生時代は、統一協会の問題性に目が開かれる経験もあったとのこと。そんな折、ちょうど改革派教会の友人に誘われて、教会へ。黒人公民権運動の指導者として世に知られるマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師が書いた「自由への大いなる歩み」という本との出会いが洗礼へのきっかけだったとお話くださいました。
洗礼を受けての感想はとの問いに、漆崎先生は自分が決定的に欠けていたもの、求めていたものは愛であったことに改めて気が付かされたそうです。自分は本当に愛に飢え渇いていたとも。
大学は主に法律事務所で働きながら、夜学に通われていたとのことですが、法律では人は救われない現実を何度も知って、やがて伝道者を志すことへ。一度福井に戻られてから、3年間働きながら自分の伝道者の思いが神様から与えられたものか見つめ直す時をもってから、神学校へ進まれたそうです。
伝道者、牧師としてのスタートは、全く自信がない自分を見出す挫折から始められたとのこと。そんな中で始めたのは、聖書による電話カウンセリング。新聞に案内を出して10年間、寄せられる悩みや相談に耳を傾けて来られたことが、その後の伝道者、牧会者としての礎になったそうです。
だから、キリストの体として互いに「助け合う」ことに教会の本質があるとも。
そんな漆崎先生は、また食事を共にする交わりを大切にする教会でもありたいとも語ってくださいました。それは、先生から帰りに食べて行きなさいと金沢名物の笹ずしを私自身へも持たせてくださったことでもよくわかります。
礼拝共同体として、食卓の交わりを大切にする…イエス様はお弟子さんたちはじめ、周りを囲むさまざまな人と食事を一緒にされた信仰に現代の私たちも連なっていることを感じました。

漆崎先生ご夫妻のご好意で、車で小松空港まで送っていただくことに。しかも、笹ずしのお土産まで頂いて…実は、東京に近づいていた台風の影響で、この日飛行機が飛ぶか飛ばないかギリギリまでわからない状況だったので、本当に助かりました。漆崎先生、本当にお世話になりました!
飛行機は結局2時間遅れ。ヘトヘトに疲れながらも、ご協力くださった先生方の温かい思いに感謝するばかりの取材でした。

取材日:2016年8月22日
※最新の情報に関しては、教会に直接お問い合わせください。

日本キリスト改革派金沢教会
住所:石川県金沢市稚日野町(わかひのまち)北326-1(駐車場あり)
電話:076-267-8113
牧師:漆崎英之(うるしざきひでゆき)
教会HP:http://www.kanazawarcj.com/
集会案内
・主日礼拝 毎日曜日 午前10:30~
・教会学校 毎日曜日 午前9:10~
・教理学級 毎日曜日 午後 1:30~(聖書やキリスト教教理の学びを中心に、教会と社会の関わりなど様々なテーマを取り上げた学びの時)
・聖書を学ぶ会 毎水曜日 午前10:30~、午後5:15~
※この他、工作や食事などを楽しむ子供のための「お楽しみ会」やコンサートも。詳しくは教会へ。