• 今あるはただ神の恵み

前の取材先で冷たいものをいただいて、ほっとしたのもつかの間、再び炎天下を歩いて、また汗だくになってしまいました。
「これは・・・まずい」と、少々命の危険も感じたものですから、教会の手前にあったファミリーレストランにて一休みしてから、次の教会へ参りました。

日本基督教団千里丘教会(新会堂)

1957年10月第一主日、同じ日本基督教団の茨木教会の日曜学校がこの地で始められたのが、この千里丘教会の始まりだそうで、2017年で60周年を迎えるこの教会。
実は、最初、新会堂の手前にあるこちらの旧会堂にお邪魔してしまい、「先生はあちらにおられます!」と言われてしまいました。

こちらは旧会堂。「旧」と言っても、教育館として現在も用いられています。

現在の牧師は、五十嵐 高博先生と悦子先生ご夫妻。

初代から数えて、4代目の牧師先生でいらっしゃいます。

五十嵐高博先生は、大学は薬学部をご卒業でいらっしゃいます。その在学中に神様からの召しをいただいて、東京神学大学へ進学し、伝道者としての道を歩むようになられました。
先生に洗礼を授けられた牧師の奥様がある時、「あなたは将来、牧師になるって言い出すかもしれないわね」と何気ない会話の中で仰ったのだそう。
その時は「いやいや、そんな・・・」と思っておられたそうですが、それからもう一度聖書通読を始められ、黙示録まで読み終わった時に、「神様が自分を呼んでおられる」との確信が与えられたのだそうです。
五十嵐悦子先生は、長く教会学校で奉仕を続けておられたそうですが、その時に、子どもたちへ語っている御言葉が、実は自分自身に向けて語られているのではないか、と思うようになったことが献身のきっかけと教えてくださいました。
いや・・・神様の導きとは、本当に不思議です。

「この教会の特徴は何でしょうか?」とお尋ねすると、五十嵐高博先生が即座にこう教えてくださいました。
「御言葉に親しみ、熱心に祈り、よく伝道する、ですかね。」
その証拠・・・と言ってはなんですが、こちらの教会は祈祷会が実に盛んなのだそうです。週日はみなさん仕事やご家庭の用事で忙しいわけですが、その合間をぬって、毎回約20名が集っておられるとのこと。この祈りの篤さが、この教会の伝道力の一つなのかもしれないと感じます。

こちらの教会の礼拝の予告は、町中にも看板が設置されて案内されています。

これは、その週の礼拝が終わると、教会員の方が新しいものに取り替えてくださるのだそうです。
こういう形で、信徒お一人びとりの手によって伝道がなされているんですね。

そして、こちらの教会は2名の牧師が与えられている中で、無牧の教会の支援として説教奉仕にどちらかの先生が出られることも多いとのこと。
教会としての伝道の姿として、この教会の「出て行く姿勢」がこういう形でも現れているということなのでしょうね。

この地域は、新しいマンションが建築されているとのことで、特に子育て世代や子どもたちへの伝道が、この地に建てられている教会としての今の使命ではないか・・・とこれからの課題について仰っておられました。

最後に、「たとえどんなに聖書を学んで、経験を積んだ者になったとしても、それでもまっすぐに御言葉に聴き続ける者、特に『耳の痛い御言葉』に忠実に聴き続ける者でありたい。」と先生方が仰っておられたのは、この教会の姿そのものだと思わされながら、教会を後にいたしました。

取材日:2016年8月21日
※最新の情報に関しては、教会に直接お問い合わせください。

日本基督教団千里丘教会
住所:大阪府吹田市千里丘中15-2
交通案内:JR京都線『千里丘駅』から徒歩8分
電話:06-6877-2338
ホームページ:http://senriokachurch.blog118.fc2.com/
牧師:五十嵐 高博/五十嵐悦子
集会案内
・主日礼拝日 日 10:30〜
・祈祷会 水 10:30〜、19:30〜