• 今あるはただ神の恵み

名古屋の取材を終えて、今日は岐阜県取材です。
お訪ねしたのは、名古屋市や岐阜市のベッドタウンとして発展を続けている新しい街・各務原市の教会です。

今日の取材、最初の教会は、日本基督教団各務原教会。

名鉄各務原線「六軒」駅から歩いて5分の距離にあるこちらの教会。駅から近いということもあるんですが、途中にはこんな電柱広告もあり、お訪ねしやすい教会です。

1962年に創設のこちらの教会の始まりは、現在の礼拝堂がある場所から直ぐ近くにあった家庭集会にさかのぼります。
改革派の流れを汲むこの教会には、地域の方々というよりも、他県から引っ越して来られた方が多くお見えだそう。
その理由としては、取材中もジェット機の飛ぶ音がしていましたが、各務原市には航空自衛隊の基地があったり、その関連工場の労働者が多く暮らしているということが反映しているとのことです。

こちらの教会の牧師は、杉本和道先生。

「こちらの教会の牧師として大事にしていらっしゃることは?」の問いに、
「やっぱり・・・居場所でしょうね」と即答くださった杉本先生。
そして、こうも仰います。

「教会に来て欲しいけれども、出ていって欲しい。」

そのココロは?
「教会にどっぷりというのだけでなく、ここで安らいで、また遣わされていく、それが大事だと思うんです」と。なるほど!
「教会は家庭だと思うんですが、家庭にどっぷりっていうのも変ですよね。元気に家に帰ってきて、また元気に出て行く。『行ってきまーす!ただいま!』という場所であることが、一番大事だと思うんです。それは、子どもだけじゃなく、お年寄りや働き盛りの人たちにとっても。」

うーん、そんな風に考えたことは無かったですが、本当に仰るとおりですね!それが、本当の意味で「家」ってことなんでしょうね・・・。

現在、牧師として10年目を迎えておられる杉本先生。
牧師家庭にお生まれになられた先生ですが、先生がまだ7歳の時にお父様が召されます。
それから杉本少年の魂の遍歴が始まります。
高校2年生の時、出席日数が足りず、高校を退学になった時のこと。それまでずっと学校をサボっていたことを内緒にしていたそうですが、そのことを謝った時に、「そんなこと、最初から分かってたわよ」とお母様は一言。杉本少年が(ほぼ)毎日学校に行かず、ぶらぶらしているのを分かっていながら、毎日お弁当を用意して下さっていたお母様。お母様の愛。その目に見えるかたちとしてのお弁当が、当時の杉本少年を支えていたのですね。
そして、そのような愛を生きることは、現在の牧師としての生き方や、「来て欲しいけれども、出ていって欲しい」という教会の理解にもつながっていると、杉本先生は仰います。

神様は、人がどんな道にあっても、そこをご自身を示す道にしてくださる。そんなことを思わされた取材でした。

取材日:2016年10月14日
※最新の情報に関しては、教会に直接お問い合わせください。

***教会のご案内***
日本基督教団各務原教会
牧師:杉本和道
〒504-0827 岐阜県各務原市蘇原沢上町1-34
電話:058-382-8720
主日礼拝:日曜日 10:30~11:30
子どもの教会:日曜日 9:30〜10:00
早天祈祷会:第1土曜日 10:00~10:45
※日時等は変更する場合があります。事前にご確認ください。