• 今あるはただ神の恵み

次の取材先は、各務原駅からコミュニティバスで移動です。
初めての土地で、しかもバスでの移動となると、降り間違えしないか、結構緊張するんですよね。
・・・と、程なくして到着したのが、こちらの尾崎キリスト教会。

なかなかおしゃれな外観です。
いやいや、外観だけじゃなくて、礼拝堂も素敵ですよ!

こちらの教会は、日本同盟基督教団長良キリスト教会の第二会堂。
一般的には、親となる教会が伝道所のようなかたちで枝教会を生み出し、それが次第に独立して・・・というかたちをとりますが、こちらの教会はそれとは異なって、「礼拝堂は違っても、1つの教会」というスタンスで営まれている教会です。

こちらの教会の牧師は、三谷義也先生。

三谷先生曰く、「これから人口が減少していく中で、教会員の数も減っていくことが考えられる。小さな教会で牧師を経済的に支えていくことはなかなか厳しいが、例えば3つの礼拝堂の会員が集まって100人の教会を形成して、それで3人の牧師を支えることは現実味がある。その意味で、この教会のあり方は、1つのモデルケースになるかもしれない」と仰っておられました。
毛利元就の「三本の矢の教え」ではないですけれども、確かにそうですね!

この尾崎キリスト教会が建てられている地域は、直ぐ近くに古い神社があるような伝統的な地域。それだけに、トラクトを配っても直ぐに反応があるわけではなく、伝道は難しいと先生はおっしゃいます。
教会の方からアプローチするのも難しく、また興味はあっても周囲の目を気にして、地域の方から教会にアクセスするのも難しい…。
そんなジレンマがあるそうですが、三谷先生は大胆にもこう仰っておられました。
「つながるのは、この教会じゃなくてもいいと思っているんです」と。
この教会から播かれた福音の種が、地域の方々に届けられ、それが芽吹くのが、例えば別の地域の別の教会であっても構わない。むしろ、そういうためにこの地にこの教会が建てられているんじゃないか。だからこそ、祈りながら関わり続けることを通して、今は目に見えなくてもいつの日にか大きな祝福につながることを願っている。
・・・そんな風に先生は仰ってくださいました。

その三谷先生が牧師の道を志されたのは、十数年前。
キリスト者のご家庭にお生まれになり、牧師ではないながらも伝道のお働きをしておられたお父様の背中を見ながら育った先生にとって、伝道の働きは、憧れでありつつ同時に「ああいう苦労はしたくない」とも思うものだったそう。
けれども、「人と関わって生きていくのであれば、魂と関わらなければ意味がない」との気付きが与えられ、それをきっかけに神学校へ進まれたそうです。

三谷先生が、今牧師として最も大切にしておられること。それは、「『聖なる神の前に立つ』という実感を持って礼拝に与ること」。
幼い頃は重荷のようにすら感じていた「聖なる神」の御姿が、研鑽を深める中で、私たちを本当に活かすためのものであることに目を開かれ、それ以降は礼拝の前の祈りは特別に「聖なる神様、御名が崇められますように、御国が来ますように・・・」と祈るようになられたそう。
そして、そういう礼拝を捧げているところには、神様は必ず礼拝者を送って下さるという確信が与えられているとおっしゃいます。

三谷先生のお話を伺っていて、先生をそのように取り扱い、日々整えていて下さる御方が、ここに今臨在しておられる。そんなことを感じながらの取材の一時でした。

取材日:2016年10月14日
※最新の情報に関しては、教会に直接お問い合わせください。

***教会のご案内***
日本同盟基督教団尾崎キリスト教会(長良キリスト教会第二会堂)
牧師:三谷義也
〒504-0004 岐阜県各務原市尾崎西町2丁目16番
電話:058-383-6489
主日礼拝:日曜日 10:00~11:30
聖書の学び:水曜日 10:30〜12:00
祈祷会:水曜日 19:30~21:00
朝の祈祷会:土曜日 7:30〜8:30
ゴスペルクワイヤー:第一・第三金曜日 10:00〜12:00