• 今あるはただ神の恵み

岐阜県大垣市の取材の一軒目の教会は、こちらの同盟福音基督教会大垣キリスト教会。

閑静な住宅街の中にあって、幹線道路から一歩入ったところに、立派な教会堂が見えてまいりました。

こちらの教会の現在の牧師は、伊藤英知先生。

お若くして、英語やドイツ語も堪能でいらっしゃるという、牧師先生でいらっしゃいます。

2015年からこちらの教会に赴任してこられた先生にとって、最初の教会がこちら。
この教会自体は、1977年に伝道が始められた教会ですが、「水都」と言われるこの大垣は、昔は水害が多く、地域で一致団結して対処することが当たり前だった土地柄なのだそう。
それだけに、保守的でキリスト教宣教も難しい土地柄だと言われてきたそうです。
現在、教会に集っておられる方々も、そうした土地柄が関係しているのでしょうか、地域の方々というよりは、少し遠方から来られている方が少なくないそうです。
地方の教会ならではの実情ということなのでしょうね・・・。

伊藤先生ご自身は、牧師家庭のご長男としてお生まれになられました。
大変厳しいお父様だったそうで、幼い頃は毎日聖書の時間があり、お父様から「これについてどう思う?」と特訓を受けておられたそう。
18歳の時に愛知県で一人暮らしが始まり、大きな変化が生まれます。
仕事場での寮生活に行き詰まりを感じておられた時、近くの同盟福音の教会に導かれ、日曜日に教会に行くのが楽しみで楽しみで仕方なくなった、と先生はおっしゃいます。賛美チームの一人として用いられ、そこが先生にとっての居場所になっていったそうです。

もともと「牧師になりたい」という願いがお有りだった伊藤先生。
その始まりは、教会におられた宣教師の先生方の姿にさかのぼります。
まるで呼吸をするように聖書に親しんでおられたその姿に「かっこいい、筋金入りだな」と感じておられた伊藤先生ですが、ご兄弟が多くいらっしゃるということもあって、18歳でお仕事に就かれます。
しかし、その東海地域に働きながら学べる神学校があることが分かり、お仕事をされながら通われ、卒業後、現在の教会の牧師として就任されました。

「牧師になってみて、いかがですか」というこちらの問いに、詩篇103:2の「わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。」という箇所を引用くださりながら、こんな風に仰っておられました。

「教会の中で、さまざまな痛みを抱えた方に寄り添えなくなる時は、その『主の良くしてくださったこと』を忘れる時だと思うんですよね。」
「悪いことは良く覚えているものですけど、『主の良くしてくださったこと』を覚えていくことで、日々成長出来るのかな、と思います。」

伊藤先生のお話を伺いながら、素朴にそして実直に、主イエスの喜びの中を歩んでおられることが伝わってきました。
先生も「この喜びが無かったら、やっていけないですよね!」とおっしゃいます。

最後に「この教会の牧師として、大切にしておられることは?」と伺うと、「まず自分を牧することですよね」と即答くださった伊藤先生。

「自分を牧せないのに、教会の方々を牧せないですよね。だから、自分自身を見張ることを学ばないといけないと思ってます。」

「自分を律する」ではなくて、「自分を牧する」と仰っておられた伊藤先生の内に宿っておられる御霊が、これからもこの教会と先生を導いて下さるようにと祈りつつ、出会いに感謝して帰途についた取材でした。

取材日:2016年10月14日
※最新の情報に関しては、教会に直接お問い合わせください。

***教会のご案内***
同盟福音基督教会大垣キリスト教会
牧師:伊藤英知
〒503-0827  岐阜県大垣市恵比寿町南7-1-11
電話:0584-75-5386
ホームページ:https://church.ne.jp/oogaki/
主日礼拝:日曜日 10:30~12:00
ほっとティータイム:毎月第二日曜日 14:00〜(会費100円)
聖書の学びと祈り会:水曜日19:30〜21:00、木曜日10:30〜12:00