• 今あるはただ神の恵み

再び多治見市へ。今度は「多治見駅」から徒歩25分…。

丘の上に、素敵な建物が見えてきました。

カトリック多治見教会に到着。
この大きな建物と広い敷地は、1930年にカトリック神言修道会の宣教師によって日本人修道者養成のために設立されました。もとは日本管区の中央修道院だったそうです。その後、主要な機能が名古屋へ移ったためほとんど使われなくなり、取り壊しの話が出たところ、多治見市から貴重な建物なので残してほしいとの要請があり、また青年商工会議所が保存運動を始めたこともあり、もともと市内の別の場所にあった多治見教会がこちらに移ってきた、という経緯だそうです。

  

建物の手前、そして奥にも広いぶどう畑があり、「修道院ワイン」が作られています。
現在は作り手のブラザーが減ってしまったため、ぶどう園の管理は近くの障害者グループに委託しているとのこと。
お訪ねした時はすでに収穫も販売も終了していました…残念。

主任司祭の竹谷基神父は、幼い時からお母様と一緒に救世軍へ通い、将来は牧師になろうと思っていたとのこと。
その後、知り合いの方からカトリックの神学校を勧められて神言修道会へ入られたそうです。
さらに、お兄様はフリーメソジスト教会の牧師とのこと。エキュメニカルですね。

ここ多治見教会は観光地として県外から訪れる方はおられても、意外と市内の人には知られていないそうで、これではいけないと思って竹谷神父が始めたのは、ホームレスの方の支援活動。
気軽に訪ねて来られる教会を目指しつつも、いかんせん駅から距離があるので、駅と教会の中間の場所に、入浴もできる無料の休息所「ききょうの家」を作り、教会の方たちが率先してボランティアをされているとのこと。
次第にその活動が知られるようになり、市の教育委員会が見学に来たり、先日は小学生約100人が見学に訪ねて来られたそうです。

今後の課題をお尋ねすると、
「信徒一人ひとりが自ら受けた恵みをお返しして欲しい。福音を伝えて欲しい」と熱く語ってくださいました。

最後に墓地をご案内くださいました。
ここで宣教の生涯を全うされた司祭、修道士の方々です。

 

取材日:2016年10月15日
※最新の情報に関しては、教会に直接お問い合わせください。

カトリック多治見教会
住所:〒507-0021 岐阜県多治見市緑ヶ丘38
電話:0572-22-1583
主任司祭:竹谷 基
教会HP:http://svdtajimi.com/kyokai/kyokai.html
ミサのご案内
・日曜 午前9:30〜
・平日 午前7:00〜
※他に入門講座、聖書研究会などもございます。