• 今あるはただ神の恵み

最初の取材先は日本イエス・キリスト教団舞鶴福音教会に牧師の髙橋頼男(よりお)先生をお訪ねしました。

京都交通の東西循環線西舞鶴駅前行のバスにて舞鶴医療センター前というバス停で下車し、そこから小さな丘を一つ越えて徒歩で12分ほどで教会に到着し、髙橋頼男先生ご夫妻が温かく出迎えてくださいました。(※注 現在の主管牧師は、佐藤直哉先生になられたようです。)

舞鶴福音教会の原点は1921年にバックストンらの日本伝道隊の働きがきっかけとのこと。そこで生まれた教会は戦争中に解散に追いやられ、戦後1952年に戦地から戻って郷里伝道の祈りを持った方によって再び舞鶴教会としての歩みを始めました。しかし、教会が当時あった場所の区画整理が契機のひとつとなって、1987年舞鶴福音教会として現在の住所にて出発した3つの時代を持つ教会だそうです。

西舞鶴のご出身の髙橋先生は、兼業農家の長男として育ち、高校3年生の時に冷やかしのつもりで友人と行った本田弘慈師の伝道集会で、語られる「命をかけて愛する神」であるイエス・キリストに心とらえられ、入信の決意をされたそうです。その後、大学受験浪人として京都の予備校へ。しかし、時は学園紛争の時代。髙橋先生も、勉強ではなく学生運動に次第にのめり込んでいったとのこと。しかし、先生たちが支援していた韓国から日本に逃れて来た運動家の逮捕がきっかけで、先生たちのグループが分裂や対立をする中で、大きな挫折を感じられたそうです。
その心の空白を抱えたまま、ふとしたことでほとんど行っていなかった教会へ行かれ、礼拝の頌栄の言葉を聞く中で、神が共におられることを深く感じたとのこと。やがて間もなく、牧師への召しを感じて、教会の牧師に相談したところ、もっと自分を吟味するように諭されたそうです。その後紆余曲折ありながらも、神学校へ。各地で牧師として働いた後、高橋先生は2008年に郷里にほど近い舞鶴福音教会へ来られました。

そんな高橋先生ですが、地方の教会に仕えたいとの思いを強くお持ちで、伝道が困難なところだからこそ、地の塩・世の光としての教会があることがとても大切だと熱く語ってくださいました。
また、取材を終え、JR東舞鶴駅まで車で送っていただいたのですが、その車中でも日本の教会が教会の外に関心をもってもっと出ていき、この世の一員として神様に仕えて行くことの大切さを語っておられたのがとても心に残った取材でした。

取材日:2016年10月22日
※最新の情報に関しては、教会に直接お問い合わせください。

日本イエス・キリスト教団舞鶴福音教会
住所:京都府舞鶴市溝尻町3-12(駐車場あり)
交通案内:京都交通「舞鶴医療センター前」バス停より徒歩12分ほど
電話:0773-64-5568
HP:http://maizuru.fukuin.org/
牧師:高橋頼男(よりお) ※現在:佐藤直哉
集会案内
・主日礼拝 毎日曜日 午前10:15~
・土曜夕拝 毎土曜日 午後7:00~
・教会学校(幼小中高) 毎日曜日 午前8:45~
・祈祷会 毎水曜日 午前10:00~
・子どもお楽しみ会 第3土曜日 午後1:30~
※第3日曜日の礼拝は一般の方が参加しやすいようにオープンチャーチを行っているほか、毎年6月にはその特別版を設けたり、12月にはクリスマスチャリティコンサートも。日程などの詳しい情報は教会のHPまたは教会までお問い合わせください。