高松市国分寺町のイムマヌエル香川キリスト教会をお訪ねしました。
高木やよひ先生がお出迎えくださいました。
「まずはお昼ご飯をどうぞ」と・・・
お野菜たっぷりのサラダとキノコたっぷりのリゾット!
とっても美味しくて、先生の温かいおもてなしに感激しました。
こちらの教会、日曜日の礼拝には子どもからおとなまでいろいろな世代の方々が25名くらい集われます。
高木先生が大切になさっていることは、時間をとって一緒に過ごすこと。
年に数回のヤングミーティングでは、10人くらいの若い方々と共に聖書から学び、語り合う中で、具体的な生活のアドバイスもなさり、
月に1回は必ず、個人的にお誘いして一緒に食事をする時間を持っているそうです。
「集会に出席しているだけでは一人ひとりのことはわからないから」とお話しくださいました。
また、「私は特別伝道集会はしないんです。家庭でも職場でも学校でも、それぞれが行ったところが伝道の場だと思うので」とも。
その思いから、教会員が育つようにと、礼拝後は毎週、テキストなどを使って信仰生活や聖書の勉強の会を行っています。
お話を伺った後、会堂をご案内いただきました。
お洒落なカフェのような入り口。
エントランスもゆったりした空間になっています。
温かく落ち着いた雰囲気の礼拝堂。
こちらは午後の学びなどをする小集会室。
会堂をご案内いただいた後、「失敗作で申し訳ないんですけど…」とお出しくださったのがこちら!
失敗作どころか、くるみとチョコレートの甘さ、そしてサクサクした食感が絶妙なバランスで、とっても美味しい!!!
そして、このケーキをいただきながら伺った、統合失調症の青年との20年近くになる交流のお話にも本当に心打たれました。
関わりが深まるにつれ、自分がどんなに尽くしているかわかってほしいという思いや、相手への不満や怒りが湧いてきて、ある時、彼に怒りを爆発させてしまった先生。
「みんなの前では良い人の顔をしているけれど、これが本当の自分だ」と思い知らされた時に、「わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、いつもわたしの内におり、わたしもまたいつもその人の内にいる」(ヨハネ6:56)という御言葉が与えられ、「これが十字架だ!」と。醜いものが何もない者がイエス様とひとつなのではなく、この罪人を赦し清める十字架にあずかり続ける者が「わたしとひとつだ」とイエス様はおっしゃってくださっているのだと。
「彼になんとか良くなって欲しいと思っていたけれど、本当に良くならなければならないのは自分だった。そのことを本当に教えられました。彼は人の集まるところに来ることが難しい病気なので、教会の集会には出られないけれど、この教会になくてはならない人なんです。」そうお話しくださいました。
取材日:2017年1月21日
※最新の情報は教会に直接お問い合わせください。
イムマヌエル綜合伝道団香川キリスト教会
住所:香川県高松市国分寺町柏原 649-1
電話:087-870-6457
牧師:高木やよひ
礼拝:毎週日曜日10時半
ホームページ:http://immanuel-kagawa.com/